いせやのブログ
梅雨といえば・・・
八千代ふれあいパーク
皆さまこんにちは! 八千代ふれあいパークです。
今年は比較的、雨が続き梅雨らしい6月となりましたね。
気持ちまでどんよりとブルーになりそうなお天気ですが、
雨の中、色鮮やかに花を咲かす「紫陽花」を鑑賞できるという
この時期ならではの楽しみがある季節でもあります。
「紫陽花」はもともと、日本固有の原種がシーボルトによって
西洋へ紹介され、様々な品種改良を経て日本に逆輸入されました。
現在も品種改良が進められ、多種多様の品種が生まれています。
「母の日」や「父の日」の贈り物としても人気があるそうです。
八千代ふれあいパークでも、数種類の紫陽花が植栽されています。
雨の日には水滴に濡れ、生き生きとした姿がとても新鮮ですよ。
よく見かける手毬状に咲いている種が「西洋あじさい」
日本原種の「額あじさい」は額縁のように周囲にだけ花(実際は額)
が咲きます。清らかな白い花をこんもり咲かせる「アナベル」
等があり、それぞれの個性を楽しむ事ができます。
今年は管理棟の前のテラスに、新種の鉢植えを置いてみました。
「ピンクアナベル:ベラアナ」白が主流のアナベルの改良品種です。
茎が細く花も小さめで、繊細な風情がなかなか素敵ですよね。
紫陽花は土壌が酸性だと青系に、アルカリ性だと赤系に。中間だと
紫系になり色が変わることから「七変化」「七変草」という別名も。
火山地帯で雨も多い日本では、青系や紫系が主流だそうです。
美しい青紫の紫陽花を鑑賞できるのは、日本の梅雨ならでは。
その清々しい様にとても風情を感じ、私はとても好きです。
もう一つ、この時期に見頃を迎える植物が「ネジバナ」です。
日当たりの良い芝生や、土手などに生えてくる野草の一種で、
ピンク色の小さな花を下から上へ、順にらせん状に咲かせます。
小型のラン科の多年草で、当園でも毎年芝生の中に自生してきます。
今年は雨が多いせいか、お客様の墓所にも沢山生えてきました!!
雑草として刈り取るには可愛すぎるこの植物。早速、調べてみると
その花の可愛らしさや形状のためか、結構な人気がありました!
小さな花はきちんと蘭の姿をしており、右巻、左巻、中には捻じれず
真直ぐな咲き方のものも。何とも興味深い植物だと思いませんか??
きっと、皆さまのお庭にもひっそり咲いているかもしれませんね。
墓所の清掃中に梅雨らしく、可愛らしい「かたつむり」を発見!!(^^)
当園では、例年通り笹の葉の七夕飾りをご用意いたしました。
皆さま、今年もお参りの際に神様へのお願い事を書いてみませんか?
スタッフ一同、心よりお待ちしております・・・(^^)