いせやのブログ

冬のお花に切り替えました!

皆さまこんにちは。

花小金井ふれあいパークの髙山です。

 

先日、無事に冬用のお花の植え込みが全て完了致しました!

これから剪定と寒肥のシーズンに入るので、しばらくバラを楽しめる時季はお休みですが、

その代わりに寒さに強いお花達が皆さまをお迎え致します。

 

アーチ下のクリスマスローズも順調に成長しています。

なんと一足早く小ぶりなクリスマスローズは咲いています。

雨の直後の撮影だったのであまり上手く撮れなかったのですが、実物は綺麗です!

 

ここしばらくは季節外れの陽気が続きましたが、ようやく時季相応の気温になってきましたね。

ここ最近は園内でも雪虫をよく見かけるようになり、いよいよ冬がやってきたのだなあ、としみじみ感じています。

雪虫と言えば冬を知らせる虫として子供の頃から馴染みの深い生き物ですが、その正体は良く知らない……。

少し気になったので調べてみました。

 

(雪虫イメージ図 ※髙山作)

 

ふわふわ優雅に飛び回る姿から、冬の妖精のイメージを持っていましたが、

なんとその正体はアブラムシの仲間なんだとか!

羽があるアブラムシが存在するとは知らなかったので、驚きましたが、

どうやら雪虫に関しては時季によって、羽があったり、羽が無かったりするそう。

私たちが普段見かけるのは、秋から冬にかけて産卵の為に生まれた羽のある成虫なんですって。

冬だけに発生する虫と思いきや、一年中活動している虫だったんですね。

 

また、おしりの雪のようにフワフワとした部分は蝋物質なんだとか。

雪のように繊細な見た目通り、か弱い虫で人の体温に触れただけでも弱ってしまうそうです。

見かけても出来る限りそっとしておいてあげたいですね。

 

知れば知るほど不思議な虫です。

面白い生態をしているので、虫が苦手でない人はぜひ調べてみてください。

 

冬の訪れを感じる園内ですが、休憩室を暖かくして皆さまのご来園をお待ちしています。

ご休憩の際には、温かいお茶をお持ち致しますので、お参り後は是非暖まっていってください!

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