いせやのブログ

縄文展に行ってきました!

こんにちは!

花小金井ふれあいパークの髙山です。

 

突然ですが、上野の東京国立博物館にて開催されています

「縄文展」

に花小金井ふれあいパークスタッフの志田さんと行ってきました!

私達、株式会社いせやが石材店ということは皆様ご存知ですよね。

石は頑丈で長持ちしますが、実は土製の焼物も負けず劣らず長持ちするんです。

 

古い時代に作られ現代まで姿を残している土製の焼物として思い浮かぶものと言えば

土偶や埴輪ではないでしょうか

これらは長い月日を土中で過ごしていたにも関わらず、ほぼ完全な姿を留め

出土しています…!

土偶も埴輪も粘土を原材料として作られた焼物なのですが、作られた時代が異なります。

土偶は縄文時代、埴輪は古墳時代生まれ

土偶の方が埴輪より先輩なわけです!

 

縄文展では土偶(土器)を心ゆくまで楽しむ事ができるのです。

ここで私が展示会内で観た、オススメ土偶ランキングを紹介します!

 

5位 子抱き土偶

子供を抱きかかえた母親の姿をした土偶です。その心温まる姿は母子の絆を感じます。

 

4位 遮光器土偶(しゃこうきどぐう)

土偶と言えばこの土偶を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

グッズのイヤホンコードキーパーも大人気でした。

多くは体の一部が欠損した状態で見つかるのですが、自然に壊れたわけではなく

儀式の為に意図的に壊していたのではないかと考察されているようです。

目的としては身代わり説、多産・豊穣の祈願説など諸説あるそうです。

 

3位 縄文時代の子供の手形足型

子供の成長を記録に残したのでしょうか?

今も昔も子を想う親の気持ちは変わらないのだと、胸が熱くなりました…!

 

2位 中空土偶

「茅空土偶」(かっくうどぐう)の愛称を持つ土偶です!

※出土した北海道南茅部の「茅」と中空土偶の「空」を取って「茅空土偶」と呼ばれているとの事。

国宝に指定されている土偶なのですが、東京都の町田市でも同じ姿の土偶が出土したとか…!?(石材部 塚田さん情報)

 

1位 合掌土偶

見た目の愛くるしさと表情の豊かさをとって、どちらかと言えば埴輪派な私ですが、

実はずっと片思いをしている土偶がいるんです…!

その名も国宝「合掌土偶」

名前の通り合掌をしています!

※画像の引用の可否が不明なので手書きです。

 

修復を繰り返した痕跡があり、作られた当時から大切に扱われていたそうです。

実物は意外と小さいのですが、抜群の存在感に圧倒されました!

普段は青森の是川縄文館で展示されているので、なかなかお目にかかれないのです…!

 

そして展示の後のお楽しみといえばグッズコーナーです。

見渡す限りの縄文グッズに胸が高まりました…。

 

最初から最後まで見所満載で本当に良かったです!縄文展!!

同行者の志田さんも、私が前もって語っていた縄文知識のみでの

参加でしたが楽しめたそうです。

 

縄文という時代の生命力をひしひしと感じられることのできる展示会でした。

私たちに当時の祈りの姿を伝えるような神秘的な造形には心惹かれるものがありませんか?

 

展示はほぼ撮影不可だったので、写真を載せられないのが残念なのですが、

期待以上のロマンの詰まった会場でした…!

唯一撮影可能だった土器3点

それぞれ独自性のある文様が素敵です…!

 

日本人が代々受け継いできた、祈りの原型に触れられる貴重な企画。

9月2日まで縄文展は開催されていますので、興味のある方は是非足を運んでみてください!

 

 

 

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