いせやのブログ

バラの寒肥

 

こんにちは 佐倉ふれあいパークです。

 

毎年1月中旬頃、バラの根元から少し離れた所に直径、深さともに30cm位の

穴を掘り、肥料を入れる寒肥作業をガーデナー全員で行います。

 

大きな穴を掘ることで土壌が柔らかくなり、水はけ・水もちが良くなります。

土の中に空気が入るので、根張りも良くなります。

穴開け作業で根が多少切れても、休眠期なので問題ありません。

むしろ新根の発生が促されて株全体が若返ります。

 

 

 

冬に肥料を与えることで、ゆっくりと分解されて春頃に効き始め、新芽をたくさんつけてくれます。

 

 

 

佐倉ふれあいパークには2,000株以上のバラが植えてあるので、穴開けにはスコップではなくエンジン式のドリルを使います。

それでも、冬場の土は硬いので午前中の作業は難しく、ドリルに根が絡まると腕をもっていかれる為に、体力が要ります。

 

 

 

若いガーデナーさんは、バラと墓石の両方に注意を払いながら作業することに慣れていないので、時間がかかります。

ベテランのガーデナーさんは、要領よく穴開けをこなしますが、腰痛から復活するまでにかなりの時間がかかります。

 

寒い時期に辛い仕事ですが、今年も美しいバラを最大限に咲かせるためにガーデナーさんの仕事は続きます…

 

 

バラの寒肥
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