いせやのブログ

雨中に咲く

 

雨花、をご存じでしょうか?

うくわと読むこの言葉は、字の如く。

雨の降っている時の花。雨中の花。雨のように散る花。を意味しています。

雨にも負けず、園内を彩ってくれている雨花は多くあります。

 

     

どの花も綺麗ですが、やはりあじさいは英名が「ハイドランジア」=「水の器」を意味しているだけあって雨中に咲く姿が美しいですね(*‘ω‘ *)

   

私は初めて知ったのですが、

あじさいは「吊るすとお守りになる」という言い伝えもあるそうです。

昔ながらのあじさいの丸い形が「薬玉(薬草などの詰めた玉を花や五色の糸で飾って魔除けとしていたもの)」に似ていることが由来の一説だそうですよ。

興味のある方はあじさいのお守り作りに挑戦してみるのもいいかもしれませんね(*’ω’*)

 

 

 

こちらは、雨降花(あめふりばな)と呼ばれるお花の一種、ホタルブクロ。

雨降花と呼ばれる花は他にもヒルガオやシロツメクサなどいくつかあり、

その花を摘むと雨が降る・・・そんな伝承のある花たちのことです。

一口に雨降花と言っても地方によって由来や言い伝えは様々で、

・その花が咲くと雨が降る。

・雨が降るとその花が咲く。

などの謂れがあるそうです。

雨模様ばかりが続くとついつい嫌な気持ちになりがちですが

季節の移ろいを天気とともに可憐な姿で教えてくれる花々を見ていると

それほど煩わしくはないように思えてきますね。

 

    ◆◆◆

 

こじんまりとした可愛らしい姿を見せておりましたノースポールですが・・・

 

こんなに大きくなりました!!

いやまぁ・・・大きくなるとは聞いてはいましたけど。けど!!

「ここまで?!」

というのが正直な感想でした。

プリムラさんの「ちょっと・・・狭いんだけど(; ・`д・´)?!」

そんな声が聞こえてきそうですね。

たったの2株でこれだけ成長してくれるノースポール、

冬場にご自宅の花壇が寂しい・何を植えようかな?と考えている方おりましたら

1~2株植えてみるのもいいかもしれませんね(●´ω`●)

 

 

さて、植え替えの時期がきましたので

ちょっと寂しいですがノースポールたちとはお別れして

私スタッフKの鉢も夏秋使用となりました!

黄色と赤のお花がカリブラコア。

左手前にあるのがサルビアです。

 

カリブラコアはペチュニアから改良されて生まれた品種で、ペチュニアよりは小さめの花が咲くのですが花つきもいいとのこと。順調に育てば絶対にカワ(・∀・)イイ!!

色の種類の多かったので少し悩みましたが、黄色が好きなので黄色のお花にしました!赤色は組み合わせたら明るい色味の鉢植えになってくれるだろうと期待して。

 

前回もサルビアは植えていたので(まさにサルビア!といった感じの赤いやつですね)

今回は植えるつもり全然なかったのですが・・・

サルビアサリーファンをお店で見かけてひとめぼれ(⋈◍>◡<◍)。✧♡

思わず購入してしまいました( *´艸`)

サルビア サリーファンは白と紫、青など寒色系の色合いが涼やかなお花です。

カリブラコアの賑やかなお花の中で控えめながらも負けじと存在感を放ってくれることでしょう。長い期間楽しめる品種のようなので、夏の暑さにすでに怯えている私のささやかな楽しみができました

 

蒸し暑い日も多くなってまいりました。

皆様、どうぞご自愛くださいませ。

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