いせやの物語
- いせやの物語
- 第五話
お茶をおいしくいれる。
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お茶はこころ。あたりまえに
ようこそ、の一杯がおいしいと、しぜんと気持ちが和む。
でも、お葬式やお墓参りの時に、おいしいお茶を出された覚えがない。
セルフサービスがほとんどだし。
ならば、いせやは、おいしいお茶をていねいにいれてお出ししよう。
あたりまえのことを、まずはきちんと。
そして、お客様が思う以上に。 -
産地やうつわに、こだわりをもってセレクト
全国各地の茶を試した中で、
遠州・森の茶の深蒸しが気に入り、いせやオリジナルブレンドを依頼。
うつわも味のひとつとこだわり、
宮内庁御用達として知られる有田焼の窯元、深川製磁の湯呑み、カップを。
紅茶党の方に向け、スリランカ紅茶局認定の100% ピュアセイロンティーもご用意している。 -
いつでも気軽に立ち寄って、ゆっくりお話を
お墓に向かって手を合わせ、近況の報告や願いを届けようとされる方。
テラスに腰かけ、お墓を見つめる方。
皆様の胸のうちにあるものをそっと吐き出し、
気持ちを軽くしてお帰りいただけるように、
お声をかけ、お話にじっくり耳を傾ける。
私たちは、ふれあいパーク、なのだから。
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人の手に、花や緑はしっかり応える
いつもきれいな花でお迎えすること。
それも、いせやならではのおもてなし。
ふれあいパークごとに、専任の植栽師が5~6名体制で、園内を丹念にお手入れ。
とりわけ、ふれあいパークの象徴であるバラは、
開花期には全体に栄養がいきわたるよう剪定や水やりをこまめに。
花のない時期にも、接ぎ木など次の開花への備えを怠らない。
来年、そして数年後の姿を想像しながら。
また、お墓のまわりにも、およそ4カ月彩りを保てる品種を選び、
季節に合わせて植えかえていくことで、
常に花を欠かすことがないよう努めている。 -